2009年11月20日金曜日

道化師・・・

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動画を再生しながら、読んで頂けると雰囲気出るかも・・・

             はじめに

十七歳になった彼は、美奈との将来の地図を描きはじめた
誰もが羨む関係。そう信じて疑わなかった
あの日までは・・・


         ~ 第二章 ~

付き合い始めて、一年半が過ぎたある日
彼は美奈の帰りを、駅の休憩室で待っていた

間もなくして、美奈が乗っている筈の電車がホームに

しかし改札口を抜ける人混みの中に
美奈を見付ける事は出来なかった・・・

予定の時間なら、とっくに到着してもいい筈なのに

彼は少し不安を覚えたが、次の電車を待つ事にした

美奈の帰りをを待ち始めて、すでに2時間が過ぎ
ふと見上げた時計の針が、夕方6時を指した

しばらくすると、どことなく気まずい表情の美奈が
手招きをしながら、彼を呼んだ

「ごめん。まぁくん・・・」
「友達にラブレター頼まれてて、ちょっとだけ待ってて欲しいの」
「いい ?」

散々待たされ続けた彼だが
美奈と知り合ったキッカケを思い出した事で
「いいよ、行っておいでよ !」としか答えられなかった

そして、美奈が駅裏の階段に消えて直ぐ
手紙を渡す相手と思われる、同じ高校の
一つ下の奴が目の前を通り掛った

その後ろ姿を笑顔で見送った。

心の中で「うまくいきますように・・・」と




そいつが、美奈の好きな奴とも知らずに・・・

ただ、笑顔で・・・


彼の想いとは裏腹に、何かが音を立てて崩れはじめた・・・







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