2009年11月24日火曜日

暗い夜の帳の中へ・・・

動画を再生しながら読んでね。


あの日以来、少しずつ
美奈を避けるようになっていた・・・

別れを告げた訳でも、告げられた訳でもない
そんなあやふやな関係が続いたある日。

彼は放課後、町の自動車修理工場を訪れる
そこには、春に学校を辞めた西野が働いていた


西野は美奈と中学時代からの同級生で
彼にとって、何でも話せる友人であり
いつもGジャンとリーゼントをキメ、深紅のZGPをこよなく愛した


「おおっ ! マーシー」 どうしたん ?

油まみれの西野が、笑顔でピットの中から覗いた

「そっかぁ・・・あの美奈がなぁ。」

そう言って、止めてある単車に跨りエンジンをかけた・・・

「マーシー ! 走ろうぜ ! !」

暗い顔の彼に、発破をかけたつもりの西野のセリフが
ありがたく思うも、可笑しくて笑えた


その日の夜から

凍りつくような闇の中を、ただひたすら走り回った・・・


二人は眠る事も忘れたかのように

紫色の夜明けのワイディングロードが見えるまで

そこに何かがあると信じて・・・

これから起こる事など、予想も出来ずに・・・



            曲は、尾崎豊 「15の夜」


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