2009年11月25日水曜日

赤い血は流れた。

動画を再生しながら読んでね。

心を誤魔化すだけの
偽りの日々が続いたある日、彼はバイト先に居た

閉店のため、シャッターを閉めようと手をかけた時
喉に違和感を覚え、軽く咳き込み 痰を吐いた

その時、何かが口の中に逆流したような感じに襲われ
手で口を押さえた

指の間から、噴き出た物が流れ
慌てて手洗い場に急ぎ、口の中に溜った物を吐き捨てた

その瞬間、血の気が引いた

白の洗面台が真っ赤に染まったのだ・・・

何が起こったのか
知る由も無く、ただ襲う恐怖のあまり
その場に、しゃがみ込んでしまった

車で近くの病院に運ばれ、診察を受けた結果
喉の血管が切れたのだろうとの事に皆、安堵した


その診察結果が、後に誤診であったにも関わらず・・・


その数日後・・・
いつものように、単車を走らせ終わった彼らは真夜中
西野の家の前にある、自動販売機の脇に単車を止め

冷え切った体を温めるため、缶コーヒーを買って
西野と他愛も無い話を交わし、笑いに興じていた

幾ばくかの時間が過ぎた頃に
 
「俺、そろそろ帰るわ」

そう言って缶コーヒーを、口に含んだ時
以前感じた違和感が、突如襲い吐血した

その光景を、目の当たりにした西野は急いで電話に向かった


そして、真夜中の静寂を切り裂くかのように
救急車のサイレンが鳴り響いた・・・



          曲は、尾崎豊 「太陽の破片」

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